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ちょっとから口のコラムです。
 “現代パタゴニア考” Back
パタゴニアのお客様

Windyではパタゴニアをオープン当初から販売していました。つまりもう15年も売っているわけです。今から11年前にパタゴニア日本支社が出来るまでは、モンベルの子会社でベルカディアという会社が販売していました。綿製品のシャツやパンツなどは輸入品でしたが、フリース(シンチラ)に関しては生地はパタゴニアから支給されていましたが、縫製はモンベルが行っていました。ですからこの当時の製品サイズはフリースだけは日本人サイズでした。この当時はモンベルとパタゴニアは非常に親密で良い関係でした。この時、モンベルはパタゴニアから色々吸収する事が出来、現在のモンベルを形成したと行っても過言ではありません。ただ私の目には未だにパタゴニアのコピー商品から脱却出来ていません。その証拠にモンベルのカタログはまるで出来の悪いパタゴニアカタログです。

この頃、パタゴニアの知名度は低く、アメリカ事情をよく知っている人か、アウトドアフリークぐらいでした。ただ買われる人はその斬新な色とデザインを理解してお求めになっていました。特にシンチラの暖かさと軽さは驚愕ものでした。ただ困ったことはその当時のシンチラは静電気の固まりのようなもので、たびたび試着したその後にバチィと青光りし、お客様と私が飛び離れれたものでした。 お客様の層も非常に進歩的な方が多く、若い方は殆どいませんでした。

ここで最近のお客様について述べさせて頂きます。購買層の若年齢化とアンチスポーツ派の増加です。つまり、歳は18から25位 まで、体型は背が低くやせ形か 肥満。仕事はアルバイターか学生。なぜこのような方々にとってパタゴニアブランドが人気があり、そして購入するのでしょうか。これからは私自身の分析について述べさせていただきます。アンダーウエアーや一部のウエアーを除く商品の購買層の中に中肉中背でスポーツが非常に好きだというタイプが少ないことです。何故、ぜい弱な若者に人気があるのか?これはお金のない女性がルイ・ビトンのバックを欲しがるのと似ています。ぜい弱な人は他人からそのぜい弱さを見とがめられているような劣等感に絶えずおびえているのです。その劣等感を払拭するために身につけているものにハードなイメージのあるものを選ぶのです。パタゴニアを着ていれば、如何にもハードな冬山にでも挑戦するような人間に見られると思っているのです。ただパタゴニアの購買層だけかと言うとそうではありません。アメリカのA社やM社は特に顕著ではないでしょうか。ブランド品とはそのような劣等感を持った人達をターゲットにした商品が非常に多いと思います。自分は貧乏ではと、劣等感にさいなまれている人には高級なバックを持つことで、裕福な人と思われたい。、田舎から出てきたと言う劣等感の有る人は、最新の流行商品を持つことで都会的な人間と思われたい。劣等感は人間である以上誰もが持っているものなのです。そのことで差別 するような人がいるとしてもその人自体が何らかの劣等感が人を差別させているのに気がつかないだけなのです。ただ私の心配はお金でそれを解決しようとしている人間を大量 に生み出している日本の現状です。

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